2015/10/12 09:16

羽子板は室町時代の文献にはじめて登場し、正月に用いられたと書かれています。
その後、厄払い、魔除けとしてお正月に女性に贈る習慣が出来たと言います。
また、付属のツクバネの根元には無患子の実が使われており、子供が患わない様にとの思いも込めて女の子が誕生するとお雛様と同様に羽子板も用意する習慣があるそうです。
今でも地方によってはその習慣が残っておりますが、お雛様ほど一般的ではないようですね。
縁起物です。

どちらのご家庭でもお正月のしつらえに扇子同様に添えていただければと思います。

羽子板(タモ材)石塚智之・画
つくばね 1個
羽根つきのお話