2021/06/24 15:12
アトリエ・Kinamiの日傘は一型だけの生地替わりでの展開です。
毎年、少しずつ作っていただいています。
今年の新しい生地での製造は全て終了しました。
さて、生地の選び方についてそれぞれお持ちになる方の拘りでかなり違うようです。
・白麻の日傘はお顔を明るく見せてくれるので一番の人気です。着物関係の雑誌にお貸出しした際には、いつも使われるのはこの傘でした。
・私が毎年、盛夏の一番強い日差しで使うのは黒っぽい日傘です。目が弱いせいか、黒い日傘は眩しさが半減するような気がいたします。
・素材で選ばれる方も多いです。
小千谷縮は夏の着物の定番で、涼し気に感じられます。
絹素材は紫外線防止には麻の素材に比較して優位です。しかし、やはり、直射日光を受けるので、白い色は黄変してきます。
変色で面白いのは、柿渋の染です。以前、柿渋で染めた型染めの扇面が、あまりにも色が薄くてそのまましまっておいたことがあります。数年経ち、出してみると日に当たっていたこともないのに、濃い焦げ茶色になっていました。日に当たると褪めてしまうのかと思いがちですが、柿渋の場合は保存時に日の当たらない場所に置いても十分に濃い色になってくれます。
皆様は、どのあたりを基準に選ばれますか?
BASEの5%OFFクーポンは本日までですが、アトリエ・Kinamiでは日傘の送料は日本国内送料サービスでお送りしております。
お考えの方は、種類の多い今のうちにお選びいただければ幸いです。